婆推手帖〜ばばおしてちょう

母と叔母、時々姑+舅の推し活(親介護)記録。現在は叔母の認知症介護を中心に紹介しています。

【認知症】伯母の「物盗られ妄想」が進んできてます

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認知症のBPSD(周辺症状)のひとつである【物盗られ妄想】。認知症初期の診断がついてから約1年半、いよいよ中期に入ってきている伯母も、この症状が日々進行しています。

厄介な症状の代表格【物盗られ妄想】

伯母に認知症初期の診断がついてから半年が過ぎた頃から、【物盗られ妄想】が顕著に出てきました💦一緒には住んでいないので、日々悩まされることはありませんが、訪問の度に【猜疑心を持ったような言い回し】をされたり、【私が盗ったかのような疑い】をかけられることは、やはり精神的な負担を感じます。週に1回程度の訪問ではありますが、その度に不穏な伯母と会話するのはとても苦しくて、心がキュッと締め付けられるような思いになります…。

これが同居されてるご家族さんなら、なおさらお辛いことだろうな…と思います💦

【物盗られ妄想】は実際の形あるものだけでなく、形がないものに対しても発生し、色々な事案に対して「盗られた」や「侵害された」と訴るケースがあります。

そのほとんどは

【こちらは良かれと思ってやったこと】に対し、【やってもらったことを忘れてしまう】

ことから、その結果

【自分が知らないうちになくなった→盗られた】

となるようです。

伯母の決定的な始まりは【車を盗られる】

伯母に認知症の診断がついてから半年後。診断直後に医師から車の運転は禁止と言われても反抗して乗り続けていた伯母でしたが、ついに運転免許が失効し、車を降りることになりました。(降りざるを得ないのですが)

それまで、車を降りてもらうため何度も自動車教習所や警察署に相談していましたが、「免許が失効した後は早急に車を処分しないと、失効したことを忘れて無免許で乗ってしまう可能性がある」とアドバイスを受けていたので、【さて、どうやって車を処分するように話を持っていこうか?】と頭を悩ませていました。

運転免許が失効するまでにも、「認知症と高齢者てんかんの診断がついたから、薬を飲まないといけない」→「その薬を飲んだら、車の運転は出来ない(禁忌)」となり、運転免許の更新講習の受講を何度も諦めるように説得し続けていたのですが、この時も【物盗られ妄想】の一連として伯母は【私から運転免許を取り上げようとしている】との妄想が発展し「私は病気でもなんでもないのに、あの脳神経外科医と姪(私)と妹(母)がグルになって、私から免許を取り上げようとしている」

と、認知症と言う事を認めず、知人ら医師や私や母に非があると言い回っていました💦これも

【物なき物盗られ妄想】のひとつだと思われます。

そして、免許が失効し、車を降りざるを得なくなった伯母に私は

「車をどうしたらいいか、今度◯◯ちゃん(私の夫)にも来てもらって、一緒に考えよう」

と提案しました。もし伯母と私が2人きりで車の処分を決めようものならば、また後から「姪に車まで(免許だけでなく)盗られた!」と言い出しかねない…と考えたのです😰3人で話をして、とにかく「盗られた発想」にならない様にしなければ…!と考えていました。

しかし、その後すぐ伯母の【物盗られ妄想】は増大し、私と母に「お前らの好きなようにはさせん!」と暴言の電話を連日かけてきて以降、年末年始は全く連絡を取らない日々を送ることになってしまいました💦そして正月明けに伯母は1人でディーラーに連絡を取り、自ら車を早急に売ってしまったのでした。(この時のややこしいやり取りの詳細はこちら↓)

babaoshi.com

これも伯母の【物盗られ妄想】が発端でした。後に伯母は知人らに

「姪とその婿までグルになって私から車を取り上げ、あやうく売り飛ばされるところだった!」

と言い回り、

「姪が自分の子どもに私の車をタダでやると言って、持って帰るところだった」

とまで言っていたのでした。(伯母の覚書ノートにも書かれていました)

伯母のノートには

「盗られるよりはマシやと、安い下取り金額だったが、先に自分で売ってやった!これでもう、あいつらには盗られへん!」

と書かれていました…😱もちろん伯母の車を貰おうとか、勝手に持って帰るなどという話は一度もしたこともありませんでした💦

しかし伯母は「免許を取られた!車も盗られる!」と言い続けた後に自ら車を売却したにもかかわらず、挙句の果てに

【車まで盗られて、私の人生を台無しにされた】

という被害妄想にまで発展していきました💦

「薬を盗られた」と思い込み翌日電話がきた

最近では【薬を盗られた】と思い込み、私に「私の命に関わる薬を返してくれ!」と電話してきた伯母。

伯母宅を訪問したある日、伯母の薬かごを見ると、便秘薬として貰った「酸化マグネシウム」が45日分入った袋が、なんと6つも入っていました💦伯母にはほとんど便秘症状はないのに、一度もらってから以降、飲んでいないにも関わらず、「ずっと便秘だから薬を出してくれ」と言い、毎回45日分を貰い続けていたのです😰

伯母は昨年から自分で服薬管理が出来なくなったため、現在は週1回、訪問看護師に来てもらい、服薬管理をしてもらっています。伯母には持病があり、たくさんの種類の薬を朝昼晩、飲み分ける必要があるのですが、それが出来なくなりました。時には「犬の薬を間違えて飲んでしまった!」と騒ぎになった事もあったため、訪問看護師による服薬管理はなくてはならない現状。

しかし、その薬かごは、訪問看護師さんには見せていないといい、他の薬も大量に持っていたのです。酸化マグネシウム以外にも、飲むのをやめてしまった抗てんかん薬の残りや、解熱剤も大量に入っていました。

伯母は過去にコロナウイルスに感染した際、解熱剤を正しく飲むことが出来ず、1-2時間しか空けずに次を飲んだり、用量が解らず倍量を飲んだりした事がありました。そんな過去がありますから、普段便秘のない伯母がもし大量に酸化マグネシウムを飲めば、一気にお腹を下す可能性が💦

また、飲み残りの抗てんかん薬はMax処方量のため、止めてしばらく経っている今、いきなり高用量飲めば、強い副作用が出る可能性があります💦

「お薬、今はこんなには要らないから一旦預かっておくわ。一袋だけ残して入れておくからね。訪看さんにもノートにそう書いておくね」

と伯母に説明し、酸化マグネシウムは45日分、解熱剤は30回分だけを残し、全てを持ち帰ったのでした。伯母もその時は機嫌よく「わかった」と言っていましたが…。

しかし翌朝、早くに伯母から【薬を盗られた】と言わんばかりに

「私の命に関わる薬を何で持って帰ったんや!」

とカンカンに怒って電話がきたのでした💦

(命に関わるような薬は一切飲んでないけどね…)

しかも私が持ち帰ったのは持病の薬ではなく、頓服薬で普段は飲まない薬だし、それぞれ45日分と30日分は残して来てあるので「置いてきた分が無くなったら持って行くよ」と説明しましたが、理解できないようで「たくさんあるからといって勝手に持って帰らんといて!」と言い続けていました💦

結局、また騒いだら大変だと、翌週伯母宅に一旦持ち帰った薬を持って行くと、なんと伯母は私が持ち帰った翌日にかかりつけの病院に行って

「貰った薬をうっかり捨ててしまったから、もう1回欲しい」

と言い、再び、酸化マグネシウム45日分、解熱剤20回分を貰って来ていました😰(解熱剤は痛み止めとして飲んでいるとまで言って)

なので、飲み間違えて危ないから!と私がいくら持ち帰っても、これでは全く意味がない!と、それから持ち帰ることは止めました。

今のところ伯母は便秘も発熱もなく元気なので、頓服薬が必要となった場合には、訪看さんにその時に追加で訪問してもらおうと考えています。

今後起こりそうな【金銭管理】の物盗られ妄想

今から怖いのは、金銭管理についての物盗られ妄想です。今現在、伯母はお金のことだけはとてもしっかりしていて(笑)、自分で金銭管理をしています。(複数の銀行取引を主要2つにまとめた)その2つの銀行だけは自分で出かけて行き、記帳して生活費を下ろすことが出来ています。

「お金はまだまだ人任せにするつもりはない」

と言うので、私の方から預かるとは言い出せませんが…。

これに関しては、伯母の認知症が後期に入り、金銭管理について全く解らなくなるまでは、絶対に私には渡してくれないだろうな…と思っています💦

でも考えようによっては、預かって「盗られた盗られた」と言われるよりはマシかな…とも。

ただ、伯母宅には、怪しい友達や知人も出入りすることがあるので、ちょっと怖いんですよね…。果たしていつまで伯母がお金の管理を出来るかが問題です…。