婆推手帖〜ばばおしてちょう

母と叔母、時々姑+舅の推し活(親介護)記録。現在は叔母の認知症介護を中心に紹介しています。

【認知症】(2)伯母が他院でMRI検査を受けてきた

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認知症と言われた病院の通院も服薬も止めてしまった伯母でしたが、それから7カ月。日に日に進行してくる認知症の自覚症状をいよいよ否定できなくなってきた伯母。母に「貯金のことも全部忘れてしまうで!」言われて我に返り、慌てて飛び込みで他の脳神経外科病院を1人で受診してきたのでした。

金銭管理はまだ人任せにしたくない

愛犬の病気が判明し、とつぜん始まった終末介護のストレスから、認知症だけではなく【せん妄】の症状も強く出てきた伯母でした。

犬への給餌方法が解らない!とパニックを起こした事から、私がフード類を買い集めて伯母宅にストックし、ノートにフードの与える量や与え方など、図解で書いて説明するも、ほとんど理解出来ていないようでした。電話でも何度もそのノートの説明をするのですが、「大さじ1くらいあげて」と言うも「大さじ1が解らない、写真に撮って送って」と言い出し、その写真を送るも、やはり解らないようでした💦

(昔は料理好きで、手の込んだ調理を毎日していた伯母です)

聞けば、犬は何度も茶碗を覗きに行くのですが、茶碗には干からびたサツマイモがてんこ盛り…💦仕方なしにまたベッドにとぼとぼ戻って行くような事を何度も繰り返しているようでした。

犬も私が点滴に同行した日、犬用レトルト食を与えると、半分くらいの量ではありますが、ちゃんと食べるのに、伯母1人で給餌した際には「この子はサツマイモが好きなんや!」とサツマイモばかり与え続けるため、犬はほとんど何も食べていない様でした。(その為、私が同行しない日の動物病院の受診の際には、病院で餌を与えてくれるようお願いしておきました)伯母にはどうもこだわりがあり、【犬はサツマイモとパンが好きだから、これなら食べてくれる】と思い込み、【今まで食べたことのないドッグフードなんか開けても食べない】と言い、【どうせ食べないフードを開けても捨てるだけ!もったいない!】という法則をずっと主張していました💦

ある日、自分が給餌しても犬が全く食べないことを嘆き、母に連日連夜長時間電話をしてきて「犬の世話の仕方が解らない!」と言ってきた際、母もそんな伯母の対応にいよいよ疲れてはててしまい

「そんなことも出来なくなってきたら、自分の貯金のことも全部忘れてしまうで!」

と母に言われ、ハッ!と我に返ったのか、伯母は突然

犬も放ったらかして大慌てで、通院していた病院とは別の脳神経外科を1人で受診してきたのです💦

それまでに何度も母から「ケンカした先生(脳神経外科のかかりつけ医)に謝って、また薬を出してもらい!」と言われていたものの、やはり前の先生のことはどうも気に入らない様で(恨みに恨み倒していることから)ずっと通院再開は拒んでいました。

しかしこの時は母に「解った。謝って薬を出してもらうよう頼んでみる」と言ったのですが、電話を切った途端に向かったのは、前に通っていた脳神経外科とは全く反対方向!(キーファインダーで確認)隣市にある、別の脳神経外科病院まで、電動アシスト自転車を漕いでいたのでした💦

この脳神経外科病院まで、伯母の自宅からは自転車で片道4キロ以上。往復で8.5キロほどの道のりです。肩が痛い(肩の腱を長く痛めています)と言いながらも、電動アシスト自転車を漕いで行ったのでした。

抗てんかん薬の服薬をやめてからの伯母は、日常生活において過活動が顕著で、電動アシスト自転車で半径4キロほどの範囲内を、毎日複数回往復するような生活を送っていました。この時も母から言われた【貯金のことも全部忘れてしまうで!】がかなり効いたようで、あわてて必死で漕いで行ったようでした。この日はたまたまキーファインダーをつけた鍵を持って出てくれたので、伯母がかかりつけ医とは別の脳神経外科病院へ、母との電話を切ってすぐに飛び出して行ったことが確認出来ました。

「貯金のことを忘れたら大変!万が一、認知症だと言われたら、すぐにでも治す薬を出してもらわなあかん!」と必死だったんだと思います。以前から私が訪問する度に「そろそろkiyoに私の貯金の説明をしとかなあかんな」と言うも、いざ私が帰る時間になって来ると「また今度にするわ。話をするには、まだ早い。まだ1人で全部やってる!」と、この4年半、ずっとその繰り返しで、私や母に金銭管理を頼むという気はさらさら無い様でした💦

母にいくら「認知症になって忘れてしまったら、頼むものも頼まれなくなるで」と脅されても、やはり前の脳神経外科医に頭を下げるのはプライドが高い伯母には許されなかったのでしょう…。

かなり昔に、1人で一度MRIを受けに行ったことがあるという脳神経外科病院にあわてて行ったのでした。

 

全く異常なしと言われ上機嫌で母に電話

伯母が飛び込み受診に向かったその日は、昼から訪問看護が来る日。朝に自宅を飛び出して行った伯母は予約なしで数時間待ち、診察と検査を受けてきたと、帰宅するや否や母に電話してきて「全く異常なし!大丈夫や!心配は全くないと言われた😄」と上機嫌だったそうです。

(訪看さんには病院の待ち時間の時に、1時間遅らせてと電話していたそうです!(←機転が効いてびっくり)

「前の医者は私のこと認知症の始まりやとか、てんかんやと言ったが、今日調べたら全くそんな事は無いって!やっぱり前の◯◯(脳神経外科医の名前を呼び捨て)のおっさんはヤブもヤブ、大ヤブ医者や!騙された!!車を降りることも無かったんや!」と、大興奮だったそうです。

その話をにわかに信じられない私と母😰

【こんなにおかしいのに、何もないって!?】

耳を疑うような話ばかりだったのです。飛び込み受診した医師の話では

①認知症ではない、しいて言えば年齢的な物忘れの進行では?

②てんかんなども見受けられない

③何もないので次回受診は1年後でいい

と、言われたらしいのです💦

私は認知症でも何でもなかった!最近気になる物忘れも、年齢的な(82歳)もの。先にこの病院に来ていたら、車を降りることはなかったのに!あのヤブ医者のせいで人生を狂わされた!

と、大興奮で母に延々と1時間以上電話で話したそうです💦

伯母に内緒で診察を受けた病院へ行ってきました

別の脳神経外科で異常なし!と言われて上機嫌な伯母は「さぁー、これで安心した!犬の介護に頑張るわ!」となってくれたので、結果的には良かったのですが、「犬が回復して元気になったら、自動車教習所に行って免許を取り直すわ!」とまで言い出す始末。(犬は余命宣告されており、回復の見込みはありません)

しかし、伯母の犬への給餌は相変わらずで、人間が食べるパンやクッキー、肉団子を買って来て与えてしまい、「玉ねぎ入ってるのに何でやるんや!!」と母に激怒され落ち込む伯母…。(私が急遽駆けつけ、慌てて動物病院へ行き、事なきを得ましたが)

結局、別の脳神経外科の診断があまりにも現状とかけ離れていることから、私は伯母が受診したという脳神経外科に電話してみました。

「家族なのですが、本人が同伴しなくても、前回の受診内容を聞く事は出来ますか?」

と尋ねると

「大丈夫ですよ、他の外来患者さん同様、一度お越しいただいてから順番をお取り頂くことになりますが、内容をお話することは出来ます」

と言われ、私は伯母には内緒でその病院を訪ねることにしました。

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