
2023年2月から始まった叔母の【施設に入る入る詐欺】ですが、第一部もいよいよ終盤(笑)2024年9月に自分から「やっぱり施設に入る!」と言い出し、3軒の施設見学に行きましたが、やはり今すぐ入る気は全くない事が判明。今回は仲介に入った銀行さんまでを振り回すことになってしまいました。
入所匂わせを禁じ、はっきり断れ!と説得
2024年の9月に3軒の施設見学に行くも、やはり叔母に【今すぐ入る気】は全くありませんでした。
やっぱり今回も【入る入る詐欺】か💦
しかし、叔母は仲介に入ってくれた銀行の渉外担当者であるKさんのことがお気に入りで、「入所を断るとKさんがもう家に来てくれない」と思っている様で、入る気はないのに返事を引き伸ばし続けていたのです。
ある日、そのKさんから私に電話があり、「一度体験入居だけでもしてもらいましょうか?」と言ってきて「え!叔母、まだ断ってなかったんですか?!」と聞いてびっくり💦
また施設の営業担当者も同じで、「もう少し検討したいと言われ、ひと月、お部屋をキープしてるんですが…」と電話がかかってきて、さらにびっくり!「えー!まだ断ってないんですか?!」と😰
さすがに私も母もこれではいけない!となり、叔母を説得して、先方にはっきり断るように伝えました。
叔母も渋々「解った。今は入らないと断る」とようやく納得してくれました。
一応私からも銀行さんと営業担当に電話し、申し訳ないと謝罪し、今後叔母の状態が変わって入所することになった際にはお世話になりたい旨を伝え、今の自立では入りません(入れません)と、はっきりお返事させて頂きました。
入所を断った後、叔母は母に
「やっと入らないと返事して、スッとしたわ!」
と言ってたそうです💦
(自分がはっきりさせず、ダラダラ先延ばしにしたくせに💢)
「私は断ってるのに、他もあるとしつこかった」や「今は入らないと言ってるのに、何度も電話がある」なども言っていたと。
ほんまに迷惑な客!冷やかしにもほどがある!
入る入る詐欺な叔母で、本当に申し訳なかったです…😰
施設入所断念後、ヤケクソになる
2024年の9月に見学するも、やっぱり入らない!と断った後、叔母の認知症はみるみる進行していきました。
カレンダーには見事なくらいに予定が毎日びっしり!実は自分で【予定の調整】が出来なくなり、あれもこれもとどんどん予定を詰め込み、自分でも訳が解からなくなっていました。
同じ日時の予定を入れたり(Wブッキング)、日時自体を間違えていたり、予定を忘れてドタキャンを何度もしていたりと、10月に入ってからはどんどん【認知症によるパニック】を起こしていました💦
付けていた私の介護ノートの記録を振り返ると、叔母の記憶はだいたい1週間程度しか保てなくなっていました😰
その事を本人も気付きつつあったようですが
【これは年相応の物忘れやから!!】
と豪語し、認知症だということは一切認めていませんでした💦
また、8月に認知症と高齢者てんかんの診断がついたことで、医師に車の運転は禁止されたのですが、叔母はそれを一切受け入れず、車に乗り続けていました。
来月11月が誕生日で、運転免許の更新月でしたが、周りからは「免許更新は諦めるように」と言われるも「まだまだ乗る!」と教習所に更新講習を申し込んでは、翌月に脳神経外科の医師から説得されて申し込みを取り消す、を繰り返していました。
しかし、いよいよ脳の記憶回路がオーバーワーク状態となり、10月の末、私が訪問した日は病院受診で、昼間に自宅を空けるにも関わらず叔母は
①植木屋を呼んでいた(細かい指示が出せないのに)
②車を販売店に点検に持って行くことになっていた
③友達が遊びに来ることになっていた
④整骨院にマッサージの予約を入れていた
病院に9時出発で向かい、診察後に昼御飯を食べてなら帰る予定で、帰宅時間は早くても午後2時頃に予定なのに、その間、他に4件ものタスクを詰め込んでいました😱
さあ病院に行こうとすると、植木屋は来るわ、友達は来るわ、車の販売店からは確認の電話が来るわで、出発できない羽目に💦(診察予約時間に遅れました)
「おばちゃん、なんで病院の日にこんなに予定を入れてるの😰」と言うと、ついに叔母が逆ギレし始め
「解った!もう無理や!施設に入る!!」
と、言い放ったのです!
えーーー?今、このタイミング?!
びっくりです!(植木屋も庭木を刈り込みながら聞いてる様子)
車を店まで持って行けないと言うと、車を取りに来てくれていた販売店の担当者も、その場で聞いていてびっくり(笑)もうヤケクソ状態で言い放ち、さらに販売店の担当者に
「点検の時に下取り査定も出しといて!」
と、捨て台詞を吐くように言い、自暴自棄の興奮状態のまま、病院に向かいました💦
結局また【入る入る詐欺】を繰り返す
入る→止める→3軒見て入る→止める、で、ヤケクソの【やっぱり入る】←今ここ
皆様もご想像できるかと思います。はい。
【やっぱり入りませんでしたッ💢】
ヤケクソになった叔母は、病院から帰ってきて、銀行さんに電話します。(私がいる時に)
「あのねー。やっぱり私入るわ、最初の所に。ワンちゃんと。もう1人は無理やと解ったわー」と。
え!最初に見た1軒目は犬は入れないよ!?
それを横から言っても「いい。黙っといて」とシッシッ…🫳とされた私。
結局その日は営業担当者が休みだったので、明日、折り返しの連絡を叔母に貰えることになりました。
「おばちゃん、ほんまに入るの?」と聞いても
「もう入るわ。その方があんたも楽になるやろ?病院も敷地内にあるし、犬も入れるし」と。
(何度も言ってますが、犬は2軒目にしか入れません)
今思えば【録音しておけば良かった】と思う様なことばかり言っていましたね…。
「この家にいても、1日植木に水やりして、肩を痛めて、病院に行っての繰り返し!この家に居るから悪いねん」や
「今の、薬で持病を抑えられているうちに入る方がいいやろ?」とも言いました。
「この家に居たら、片付けや掃除ばっかりで、書道も手芸もひとつも出来へん。もう潮時や!施設に入る」と。
めちゃくちゃ、ちゃんと理解出来てるやん!!
「解った。明日◯◯さん(営業担当)と連絡取れたら電話してな」と言って叔母宅を後にしました。
↑ここまでは良かった。
しおらしく、ようやく落ち着いてくれるのかーと。しかし本当に信じていいのか…😰
帰宅後、母に今日1日に起きた叔母の事件簿を説明し、「まあ、明日の電話を待とうかー」となりました。
翌日、営業担当から叔母に電話があり、色々説明してくれたようです。そして「まず、体験入居してみましょう!」と言われ、私宛に必要書類を宅急便で送ってくれるということでした。
体験入居には現在のかかりつけ医の健康診断書が必要になります。また身元保証人として私のサインも必要になりますので、すぐに書類を送りますと言う事でした。
しかし、ここで問題が発生します💦
叔母が体験入居する気になっているのは
【犬と一緒に1軒目の施設に入るつもり】
なのでした。
見学時から何度も【犬と一緒に入れるのは2軒目!】と説明しても、全然理解できないのです😰それは営業担当が説明しても一緒でした。
しかも2軒目であっても【犬と一緒に体験入居】できないのです💦
元々は犬全面okの施設ではなく(入居者みんながペット連れではなく)、希望者は一定の条件の元、ペットを同伴入居出来る、ということから、衛生面のこともあって、犬と一緒で入るならば、【正式契約の上、本入居】でないといけないのです。なので
「ワンちゃんなしの体験入居であれば、どちらでもokなのですが…」と言うことでした。
それも営業担当からの説明では理解出来なかった叔母。なので確認のため、私からも叔母に電話で説明するとようやく理解出来たようで、
「犬と1軒目に入れないなら、もうやめる!2軒目の古臭い汚い所はイヤ」
と言い出したのです💦
やっぱり入らんやんか!!💢
やはり【入る入る詐欺】でした…。
しかも「よくよく考えたら、今の家があるのに、家賃を払ってまで、なんで施設に入らなあかんねん!(もったいない)」とまで言い出す始末😱
認知症が短期間でかなり進行してしまい、本来の施設に入る意味合いまでも忘れてしまっているような状態でした…。
自立で入れる時期はもう過ぎていた
結局、またもや私は銀行さんと施設営業担当に平謝り🙇叔母は2度も入る入る詐欺をやらかし、みんなを振り回したのでした…。
急いで体験入居の書類を送ってくださったのに無駄に(涙)叔母のために体験入居の手配をしてくれていた皆さんに、お断りの連絡をする羽目になってしまい、本当に心が痛みました。みんなが叔母に振り回されて、本当にクタクタです。やらかしの後始末が済んだ時、当の本人は
「あの時は私、おかしかったんや。入る気なんか最初からなかった」
とまで言い出す始末です💢
本当に腹わたが煮えくり返るくらい、怒りが込み上げていました👹
(この後、また運転免許でも、すったもんだあるんですが)
私が振り回されるのは構わない。(正直構わなくもないが)まだ我慢できる。しかし、他人様を振り回すのは、本当に許せない気持ちになりました。認知症だからと言って許されるものでは、正直ないのでは?と。
銀行さんと施設営業担当の方には「手配して頂いた分の事務手数料やキャンセル手数料があればお支払いします」と申し出ましたが、契約は発生してないので、大丈夫ですよーと、言ってくださいました💦
2度も叔母のわがままで振り回してしまい、本当に心苦しかったです(涙)
結果的に、叔母はもう【自立で入れる時期は逃してしまっていた】と言うことなんだなーと思いました。
叔母に認知症がなければ、【入るのは今でしょ!】だったと思います。
この時、身体介護のない認知症初期でしたが、既に、新しい土地の新しい部屋で、初めての集団生活を【自立】として始めるには遅すぎたのです。
叔母の様に身体介護が一切ない場合、施設入居はまだまだ先のことの様に思うご家族は多いかもしれません。しかし、認知症を多かれ少なかれ発症してしまうと、土地勘も生活能力も、【今の土地、今の家】であるから問題なく出来ている場合がほとんどではないか?と思うのです。
今回の経験で改めてその事を実感しました。
この見学から約1年経った現在(2025年11月)も、【身体介護なし】の叔母ですが、あの時施設に入っていたら、もしかすると、【新しい環境が原因で、トイレも着替えも整容も入浴も洗濯も、全て出来なくなっていた】かもしれません。
新しい環境に適応出来ないことで、それまで出来ていたことが出来なくなる可能性が高い、と感じました。
鍵をかけて外出する、トイレではウォシュレットを使う、冷蔵庫やレンジや湯沸かしポットを使う、給湯器でお湯をはる、洗濯機で洗濯する、ベランダで洗濯物を干す、近所のスーパーに1人で買い物に行く。
それは今、住み慣れた土地、住み慣れた家、住み慣れた設備、住み慣れた配置だからこそ、出来ていてるのだと。
あの時もっとじっくりと叔母のカレンダーをみれば一目瞭然だったなと。
調整出来ずに予定を1日にいくつも入れてしまったり、それをドタキャンしても気付いていない様な記憶保持力では、住み慣れた環境から離れたその日からたちまち何も出来なくなり、【こんなとこに居たらおかしくなる!!帰る!!】となっていただろうと思いました💦
あとがき〜個人的な感想です
この経験を踏まえて、やはり【自立】で有料介護付き老人ホームに入るなら、【元気なうちの、認知症になる前からの入居】が必須だと思いました。記憶力が衰える前から、その土地や設備や施設のルールなどを覚えられる時から入らないと、高齢期からの新しい環境での集団生活は無理だなと感じました😰
これは叔母だけでなく、認知症になっていない私の母や姑たちにも同じ事が言え、将来的には私自身が施設入居を検討する際にも考えなければならないなと思いました。
有料介護付き老人ホームは決して安価ではありません。特老などの入居費用から考えれば、月費用だけでも倍以上はすると思います。(今の相場でも月30万はすると)
費用がかさむこともあり、ついつい【足腰が立たなくなってから】や【1人で何も出来なくなってから】と、費用節約の為に先送りにしたり、最後の砦の様に考えがちです。
しかし【自分で入って余生を楽しむ→自立】と考えるなら、元気なうちから入る分(数年分の前倒し費用)を加算して準備し、【元気なうちの、認知症になる前からの入居】が大事だと思います。
施設入所時、足腰が立たなくなり、1人で何も出来なくなっているのであれば、それは正直、【入る】ではなく【入らなければならない】or【入れられる】状態だと言うことです。
その時は間違いなく【自立階】ではなく、【介護階】への入居になります。介護階となれば、悠々自適の自由な生活ではなく、個人差もありますが、ある程度ルール化された、自由が制限される中での、周りの人の手を借りての生活となるでしょう。
それらを踏まえて、【どの階から入りたいか?どの時期から入りたいか?】を早くから考えておくことが大事だなと思いました。
今回の3度の入る入る詐欺は、第一部。自立では入らなかった、という結末となりました。しかし、いつかは入らなければなりませんから、第二部に備えて、私も体力維持と情報収集に頑張りたいと思います💦(完)