
叔母、念願叶い、無事万博に行ってきました!しかし、同行したのは私でも母でもなく、叔母の友達(故人)の娘さんです。叔母が万博に行くまでの経緯と、帰ってきてからの事件と合わせてお話したいと思います。
- 万博に行くにも送迎をどうするか?問題
- 友達と行く!というも猛暑到来
- カラオケ仲間はみんな万博に行ってきた
- 銀行預金の景品で万博チケットを獲得
- 万博に誰と行くか?が問題
- 念願叶って無事万博会場に到着!
- 翌日事件が判明!駅前自転車置き場騒動
- その後の娘さんとのお付き合いは?
万博に行くにも送迎をどうするか?問題
2025年4月に開幕した大阪・関西万博。新しいものや、他人が良かったわ〜!というものには興味津々の叔母。勝ち気で負けず嫌いな性格です。
1970年の吹田の万博にも行った叔母は、開幕前から「万博には絶対に行きたい!」とずっと言い続けていました。
しかし、叔母も81歳。元気とはいえ、認知症と高齢者てんかんの他にも、肝がん歴ありの肝硬変と甲状腺の持病を持ち、さらに高血圧、関節リウマチも出てきていて、毎日かなりの量の薬を飲んでいます💦
叔母が元気なのは、実際のところ
【認知症であるために、疲労を自覚できていない】
ということが起因しています。
高熱が出ても数日間気づかないまま生活していた事が過去に何回もあり、体調がかなり悪化して酷くならないと、しんどさを自覚できません。
結局、布団から起きれなくなって、私が付き添って救急病院に連れて行くまで、本人は何故高熱が出たのかや、どれくらい悪い状態なのかという事は理解できていませんでした💦
そんなこともあり、叔母の万博へ行きたい気持ちは解るのですが、母も私も片側が【人工股関節】ということもあり、叔母の体のこと以前に、自分の体の方が大丈夫か?!と、とてもじゃないが
【叔母の送り迎えまでして、万博に連れて行く自信がない】
というような状態でした😰
また、実際に万博に行ってきた人たちに話を聞くと
①自家用車で行くにも、駐車料金だけで7000円
②タクシーで行くにもひと駅分で片道5000円
③会場は大混雑、座るところも食べる場所もない
④半日見るのに最低でも1万歩は歩く
⑤パビリオンも予約なしでは良い所は見れない
ということで、ますます叔母を連れて行く自信がなくなっていました(涙)
しかも今年に入ってから、叔母の認知症が進行していて、春には介護認定を受け、現在は要支援1。特に見当識に低下が見られ、
【ひとりで勝手にどんどん行ってしまう】
という叔母を連れて行くのは、なかなか大変💦また、万博から帰ってきた後に、体調を崩して熱を出されても困るしなーと😱
実際に私が叔母を車で連れて行くとなると、
【自宅→叔母宅→万博→叔母宅→自宅】と、120km以上、高速道路を走らなければなりません💦
電車で行くにしても、既に1人で電車の乗り換えが出来ない叔母を最初の乗り換え駅まで迎えに行かなければならず、私の所要時間は倍近くかかるかと…。(たぶん片道2時間以上はかかる)
トイレも頻尿で近い(過活動膀胱の治療を拒否し、尿パッド愛用中)ということもあり、①〜⑤を考えたら、とてもじゃないけど、私が連れて行くのは絶対に無理だわ…となりました。
「おばちゃん。悪いけど、人工股関節の私は、万博には連れて行けないわ」
と話しました。
すると叔母は「あ、そう!いいよ、友達と行くから!」と残念がることもなく、あっさりした返事でした。(あれ??ちょっと拍子抜け💦)
友達と行く!というも猛暑到来
万博が開幕してから、大阪では夕方のニュースで毎日のように会場からの中継放送が流れる様になり、ニュースを見る度に叔母は母に電話をしてきて「私は絶対に万博に行く!」と、やいやい言っていました。
その度に母は「私や娘はよう連れて行かれへんで!足が悪いからな!」と毎回話していました。(でないとすぐに忘れてしまうので)
4月5月の時点でも叔母は【万博への行き方】や【チケットの買い方】も全く理解出来ておらず、【チケットを買う→行く日と入場時間を予約する→バスで行くなら更にバスの乗車予約が必要】ということも知らない状態。
【TVで言ってたが、なんかよう解からん。まあ、会場に行って、窓口でチケットを買えばいいやろ】
と言っていました。
(まあ、当日券もあるにはあるみたいだが)
私は叔母には
「友達と行くなら地元の駅から発着のバスツアーで行きや!そしたら旅行会社が入場券とパビリオンの予約も取ってくれるから!」
と、新聞の折り込み広告を渡しておきました。
しかし、今年の【猛暑】に毎日クタクタだった叔母は「涼しくなってから行くわー」と言い始めていました。おっと幸い!
【このまま忘れてくれて、気づいたら閉幕】
となることをひたすら祈っていました😅
カラオケ仲間はみんな万博に行ってきた
6月に入ると、叔母のカラオケ仲間たちがみんな万博に行って来た様で、母に「◯◯さんが万博に行ってきたと自慢ばかりしてくる」や「◯◯さんはもう2回も行ったって!」と連日電話してくるようになりました。
カラオケ仲間仲間は70-80代ですが、同居や近くに済む子ども家族に連れて行って貰ったようです。独居の叔母はそれが羨ましくもありますが、本当の所は【私より先に行ってきて、自慢されるのが悔しい!】というところでしょう💦(かなりの負けず嫌いな叔母)
叔母は【私は賢くて若々しい。センスがあってオシャレで、誰よりも優れた人間】だと思い込みんでいるので、自分だけが行っていない事が許せないのです…。
母にも「あんな婆さんみたいな人らが何見たいねん!見てもどうせ解からんやろ💢」と言っていたそうです。(めっちゃ大きなお世話です)
7月に入るとカラオケ仲間同士で万博に行ってきた人や、2回行ってきた人たちも現れ出しました。どうもその際、誰も叔母に「一緒に行こう」とは声をかけなかった様です。たぶん叔母を連れて行くと大変なのが解り始めているのでは?と思われます。
先にみんな万博に行ってきたのが悔しくて仕方ない叔母でしたが、自身が7月にコロナウイルスに感染してしまったので、大人しくするしかありませんでした💦
【どうかこのまま、万博のことを諦めてくれますように🙏】
と祈るばかりでした…!
銀行預金の景品で万博チケットを獲得
コロナウイルスに感染するも軽症で済み、回復した頃に、預金先の銀行渉外員から「この金融商品を購入してWeb通帳に切り替えると、万博のペアチケットが貰えるキャンペーンがある」と聞いた叔母。
待ってました!と言わんばかりに、私には何の相談もなしに、さっさと定期預金にお金を移し、通帳もWeb通帳に切り替えてしまいました💦
(メイン口座ではないので、まあ逆に、記帳できないなど、1人で使えなくなった方がいいか?と)
たぶん、銀行さんから説明を受けるも、【web通帳が何なのか?】は全く理解できていないはず…。
「通帳が使えなくなるんやろ?」と言ってましたが、どうやって残高を確認するのか?は理解できてない。
残高を見るための操作は、全て自分のスマホから行わなければならず、それを行員さんには頼めないことや、入出金の記録を紙で残すなら、自分で印刷しなければならないことなど、なーんにも解っていないのです💦
しかし、私が恐れていたのは、これで万博のチケット(だけ)が貰えることになったので、【最寄りの駅からバスで行く、チケット付きのツアー】には行けなくなってしまったことでした。
銀行からチケットだけを貰っても、交通手段を決めて、その入場ゲート側の日時の予約を取らなければ、万博会場には入れませんからね…。それを銀行さんはどうするのか?ということもあり、とりあえず、私から銀行さんには連絡せずに様子を見ることにしました。
(私がちょっとでも関わると、全部私の責任にしてくるので、出来るだけ非接触で)
万博に誰と行くか?が問題
チケットを2枚、銀行から獲得した叔母でしたが、問題は誰と行くか?でした。母や私は「人工股関節だから行けない、歩けない」と事前に言っているので、候補からは外れています。カラオケ仲間はもう皆、自分より先に行き、行ったことを自慢されたことに腹を立てているので、誘いたくない。
そんな時に、最近亡くなった友達(友達だったと思い込んでいるだけの知人)の娘さんを誘おう!と思い立ち、連絡すると「一緒に行きます!」と言ってくれたとのことでした💦
えーーー大丈夫なの?!
認知症だったお母様と長く同居し、最近見送られた所だった方で、終末期には叔母が何度もお見舞いに行っていたことから、亡くなられた後も、時々一緒に食事をする仲だとは聞いていました。
なんと!一緒に行ってくれるんや…
(叔母が認知症だということには気づいていない?)と不安になりましたが、認知症介護経験者でもある方だから、ここはもう黙って知らんぷりしておこう…ということにしました。
銀行さんからチケットをもらう日にも、その娘さんは叔母宅に来て、叔母と一緒に万博サイトの会員登録→日時予約もした、ということだったので、50代の娘さん(たぶん)ですから、まあ、大丈夫だろうと。銀行さんから、来場の際の注意なども簡単に聞いて、
①パビリオン見学にはこだわらず
②水筒とおにぎり持参
③夕方は早めに帰る
④大屋根リングにさえ上がれたらOK
と、無理のない計画を目標にし、9月半ばに予約したということでした。欲張らないなら大丈夫だろう…と、それまでに体調を崩さないよう、私と母は電話や訪問時にサポートしました。
念願叶って無事万博会場に到着!
予約前日。9月に入っても猛暑は一向に衰える気配なし💦一緒に行ってくださる娘さんが、【待ち時間に使える携帯椅子まで買ってくれていた!】と大喜びの叔母でした。楽しんできてねーと、電話を切りましたが、夜の見守りカメラで見た様子では、やはり興奮して落ち着かないようで、深夜遅くまで、部屋中をウロウロして探し物をしているようでした😰
朝はいつも通り5時前に起き、7時半頃に家を出たので(見守りカメラにて確認)、待ち合わせの8時には間に合ったなと一安心。
叔母の最寄り駅から万博会場までは私鉄と地下鉄を乗り継ぎ、1時間以上かかるので、行くだけでも大変ですが、お昼頃に叔母からLINEで万博会場の写真が送られてきたので、「良かったー、元気だ!」と一安心しました😊一緒に行ってくださった娘さんには本当に感謝です。

↑こちらが叔母がLINEで送ってきた写真です。叔母は1枚も写っていませんでしたが、到着してすぐだからかな?と。まあ、会場の雰囲気は伝わってきました。
この日は暑かったですが天気もよく、叔母も楽しめたかな?と思います。
しかし。
無事万博会場に到着したことが確認できて喜んでいましたが、夕方、見守りカメラを見ても5時になっても6時になっても叔母が帰ってきていないのです😰
愛犬のご飯の時間があるので、4〜5時には帰る予定にしているはずなのに…。
まあ、叔母1人じゃないし、万博を目一杯楽しんでいるんだろうな〜と思っていたのですが、7時になっても帰ってきていません💦いよいよ【何かあったのでは?!】と心配に…。
叔母の携帯に電話してみようかな…と思っていた所、やっと帰ってきました!夜の7時過ぎ!!
良かったー!帰宅してすぐに叔母は犬にご飯をあげ、自分も夕飯を食べ始めたので、体調も悪くないようでした。一安心です。
改めて叔母の強靭な体力に驚きました😅
すごいなー。私ならぐったり、バタンと寝てしまいそうですが。
食事した後、叔母は寝支度をして、いつもより少し早めに10時に就寝。母にも「今帰った」の電話もちゃんとしていました!元気だわー、本当にすごい!と感心しました😅
きっと待望の夢が叶って、楽しい1日を過ごせたんだろうなと思います。無事に帰ってこれて本当に良かった。
もしも体調を崩したら、すぐに車で迎えに行けるように、1日自宅待機していた私ですが、何事もなく無事に帰ってきてくれて本当に良かったです!
翌日事件が判明!駅前自転車置き場騒動
翌日、少し遅めに(と言っても6時頃)起きてきた叔母ですが、朝食も摂り、いつも通り動けていたので、体調も問題なさそうです。
翌日も友達と約束があるのか、午前中から出かけて行きました💦(ほんまに元気)
すると私の所に母から電話がありました。
「叔母ちゃん、昨日帰ってきてから大変やったらしいわー」と。
え?!何が?と驚いて母の話を聞くと、
【駅に預けた自転車が出せなくて、2時間も駅前におったらしいわ!】と。
えー!?
母の話を聞くと、駅前の機械式自転車置き場に預けたようです。GoogleMAPで見ると1カ所ありました。いつもは個人の有人の一時預かりに預けていたはずなのですが、もうここ何年も叔母はこの最寄り駅を利用していないので忘れてしまったのかもしれません。
または、有人の一時預かりに預けると値段が高いため、新しく出来た値段の安い機械式の方に預けたのかもしれません。(叔母ならやりそうだ)
預ける時は台に乗せるだけで済んだのですが、問題は出す時に起こりました。
「何回もお金を払ったのに、全然ロックが外れず、自転車が出せなかった」と言うのです💦
「看板に書いてある事務所の電話番号に電話しても誰も出ないし、通りがかりの人に聞いて教えてもらったが、言われた通りにお金を入れたのにロックが外れなかった」と。
で結局、駅で2時間立ち往生していたらしい😱
3人目に尋ねた人が一緒に支払機の操作をしてくれて、ようやく自転車が出せたとのことでした…。
結局600円も払った、あんなに高くつくとは思ってなかった!と。5時過ぎには駅まで帰ってきていたのに、2時間通りがかりの人を待ち(かなり田舎で少し離れた駐輪場には誰も来なくて)、自宅に帰ってきたのは夜7時を過ぎていたと!
それで昨日の帰り、遅かったのかーーー!
しかし、当の本人は
【600円もかかった事に、ずっと文句を言っていた】
そうです…。それって自分が自転車を預けた台の番号が覚えられなくて、すぐ隣の支払機に2回も違う番号を入力して、2回他人の料金を払ったということなんだと思います…。しかし叔母本人は、そのことには全く気づいていないようでした。
母が「2時間も!万博で疲れてるのに、暗くなって来てる中、しんどかったやろー!自転車を置いてタクシーで帰って、次の日に取りに行ったらよかったのに!倒れるで!」と言うと「次の日になったら何千円もかかるやろ!アホらしい!いいよ、出せたから!」と言っていたそうです。(看板には6時間毎に50円追加と書かれてましたが、読んでない…)
もしかすると叔母のことですから、誰かが駐輪場に来るまで、3時間でも4時間でも待っていたかもしれません。叔母の執念(節約したい)は本当に恐ろしいです…。
万博は無事楽しめたようですが、万博後にまさかこんな事件を起こしていたとは全く知りもしませんでした💦しかし、無事元気に帰って来れて、本当に良かったです😭
その後の娘さんとのお付き合いは?
実は万博に行くまでは、しょっちゅう行き来があり、一緒に食事に行ったり、おかずを届けてくれたりする様な仲でした。
しかし、万博以降、ぱったり行き来は途絶えているようです。あれだけお土産やらお菓子やらプレゼントやらを叔母宅まで持ってきてくれていた娘さんだったのに。
さりげなく叔母に「最近は娘さんとご飯行ったの?」と尋ねると「あの子も忙しいみたい。まあ、お母さん(亡くなられた)の弔いも一段落ついたから、もうこれで縁も終わりやー」と言っていました。
あれだけ頻繁に来ていた娘さんが全く来ないと言うのもおかしな話です…。【何かあったんだろうな】と私は踏んでます💦
「おばちゃんが万博に行った時の写真を見せてよ!」と尋ねるとスマホを渡してくれたのですが、先に私に送ってくれたような写真しかなく、
「おばちゃんが写った写真は?」と聞くと
「ないよー」
と。
えーーー!
「娘さん、撮ってくれなかったの?記念写真?!」と尋ねると「だって、中に入ってからは別行動やったもん」ですと?!
えーーーーー!!
一緒に回ってくれたんじゃないのかーーー😱
なので、叔母が万博に行ったという記念写真は1枚もありませんでした…。
2人がどんな付き合いをしてきたかは不明ですが、やはり娘さんは変わり者の様です…。普通ならチケット代は叔母が奢りとして(貰い物ですが)出してるのですから、せめて記念写真くらい撮ってあげてもよかろうに…💦
(連れて行かなかった私が言うのもなんですが)
叔母が不憫でなりませんでした…。
しかし【万博に行った】という記憶はずっと消えずに今も叔母の頭の中に残っているようです。叔母も「よかったよー大屋根リング!」としょっちゅう言っているので、まあ良しとしましょう😊【完】