
大阪関西万博も閉幕までいよいよ2ヶ月を切りました。これからは真夏を避けて9月以降に行こうと待っていた方の【駆け込み来場】も増えてくるのではないか?と思われます。6月に来場した時の情報をもとに【高齢者を連れて行くなら】の目線で万博の楽しみ方をご紹介したいと思います!
自分で歩いて回れる事が前提の会場設計
私、一応2級建築士の資格を持っておりまして、若かりし時にはゼネコンやハウスメーカーで技術者として働いておりました。今は建築業界を離れていますが、万博の設計には個人的にとても興味を持っていて、事前に色々雑誌などを買い集めたりしていました。
しかし会場で現物を見て思ったのは
「時間がない、費用がない、半年しか開期がない」
ことから、かなり低コスト重視の設計になっているなーと言う点でした。
とにかく感じたのは【ユニバーサルデザインではない】ということ。全ての人に利用しやすい設計かと言えばそうじゃない。点字案内や音声案内などはほとんど見かけることはありませんでしたし、休憩スペースの数の少なさや小ささに驚きました。
【ではバリアフリーにはなっているのか?】という点にも疑問を感じました💦障がいのある方にとって過ごしやすい会場かと言えば、そうではないと感じたからです。
万博はあくまでも【主に元気な人が楽しめる設計】となっていて、ハンディキャップのある方にとっては、ちょっと厳しいな…と感じる点が多かった様に思います。
とにかく【半年後には使わなくなる】ことから、どこもが【そこまで費用はかけられない】になってしまったのだと思います。
入場ゲートの広さや待つスペースの整備、トイレに関する整備、休憩スペースの整備、ピクトサインの整備など、全てが解りづらい状態であることが、一度訪問してみて【これはなかなか大変だな】と感じました💦
私的な意見ではありますが、どの様な点に気をつけるべきなのかを、ご紹介したいと思います。
車椅子は現地では借りられないと考えた方が良い

「もし私が母や叔母(80代)を連れて行くなら」と考えた時、まず考えたのが【当日現地で車椅子を借りることが出来るのか?】でした。普段は自分で歩ける母と叔母ですが、会場内で歩き過ぎて、途中でしんどくなることも想定されます。万博会場には東と西とそれぞれにアクセシビリティセンターという、車椅子の貸し出しブースがありますが、貸し出しについては、【事前予約はなく、当日並んで順番に借りる】というスタイルでした。
事前に300台の車椅子が用意されているとのことですが、仮に東と西とそれぞれ150台ずつ配備されるとしても、9時の開場から、すぐになくなってしまうのでは?と想定されます。
10時台にはまだ貸出しがあったとしても、返却されるのは夕方前くらいになってしまうと考えますので、やはり【現地では借りられないもの】と考え、来場前に対策を考えておいた方がよさそうです💦
当日車椅子がないと本当に困るという方については、事前に自分で車椅子を借りて、会場に持ち込む方が確実だと考えます。
こちらは車椅子レンタルのことを詳しく紹介してくださっている【旅のお小遣い帳】さんのブログでしは。とても参考になると思います。↓
http://車椅子をレンタルして楽しんだ大阪・関西万博① | 旅のお小遣い帳 https://share.google/jxkZoEMHPvH516Ohb
こちらのブログで紹介されているのが、5月時点の状況なので、開期をふた月を切っての、猛暑がまだ続く現在では、より貸出〜返却状況は厳しくなっていると考えてもよさそうですね💦
大屋根リングはすぐに降りられない

メイン構造物となる【大屋根リング】ですが、1周の長さが約2.2キロともなる巨大な構造物。万博の目玉となっていて、リングに上がって周りの景色を楽しみたい方もたくさんおられるとかと思います。
しかし、上る前に注意しておきたいのが
①リング上にトイレはありません
②リング上に自販機、給水所もありません
③リング上にベンチはありません
④上りエスカレーターは5カ所ありますが、下りは4カ所です
⑤エレベーターが6基ありますが、車椅子が同時に乗れるのは約4台まで。ベビーカー利用者もこちらを利用することから、混雑が予想されます
⑥それ以外は階段での上り下りになります
この様な状況なので、急な「トイレ!」となった場合、すぐに降りることが難しくなっています💦
登った場所を覚えておいて、降りる際に「進んだ方が早いのか、戻った方が早いのか」を予測する必要があります💦
なのでリングに上がる際には、
①トイレや給水は先に済ませる
②ベンチはありませんが、芝生スペースはあるので、レジャーシートの持参をお勧めします!(夜間の花火やドローンショーの際には長時間になるので絶対あった方がいいです!)
③降りるには時間がかかるので(特にショーの終了すぐ)余裕を持って事前行動する
等で対策を!
折りたたみ椅子の持参をお勧めします
万博会場ではとにかく並びます💦各パビリオンの見学について、事前予約のない施設もですが、事前予約したパビリオンでも実際には「並び始めてもいい予約」とする所があったりします。
なので私が6月に行った時に思ったのが「椅子を持ってくればよかった😰」でした。
予約無しで並べば見れるパビリオンもたくさんありますが、やはりそれらは【入って10分もしないうちに見学終了】してしまうような、簡素な展示だったりします。
なので、見て楽しかったー!と思えるようなパビリオンでは、平均して30-60分くらいの待ち時間があるので、その間の高齢者の方の疲れを少しでも軽減できるよう【折りたたみ椅子の持参】をお勧めします。(特に足腰膝の悪い方には必須)
会場内の休憩スペースのベンチなども、ある程度の数の座れる場所は用意はされているのですが、それ以上にたくさんの来場者があり、正直、日中は【休憩場所で椅子の取り合い】になります💦
なので、ちょっとした日陰や、休憩場所で座る際に使える、折りたたみ椅子は本当に重宝すると思います。
会場内を歩かれる【リピーターさんらしき方】は皆さんリュックの横に折りたたみ椅子を入れられていたり、バッグのように持たれていました。取り分け一番よく見たのはこちら。↓
うちの息子が買ったのは軽量で、畳めばペットボトルサイズになるコンパクトチェアです。これなら持ち運びにも邪魔になりません↓
荷物は出来るだけコンパクトにまとめて、身軽に歩けるようにしておくのがベストかな?と思います。
事前にしっかり準備して、楽しい万博観覧になりますように✨️

