婆婆(ばば)推し〜同居しない親介護

3人の婆婆様たちの推し活(親介護)日記

【認知症】そろそろ中期?コンビニ駐車場事件

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軽度認知障害か?と思い始めて1年半。そして認知症?と思い始めてから半年。正式な【認知症初期】の診断がついて2ヶ月経過した2024年10月に入ってからは、いよいよ「認知症初期から中期に移行してきたのでは?」と思える事件が増えました。【コンビニ駐車場事件】もそのひとつです。

相変わらず車で友達と外出

私との約束では(2023年12月に車を購入する際にした)【友達は絶対に乗せない】ということになっていますが、私には「乗せてない」と言いながらも、普段の会話の中では【乗せてる前提】になっている叔母です。しかし本人はそれで嘘がバレているとは全く気づいていません。上手く隠し通しているつもりなんだと思います。

そんな調子で【夜や日没後に乗らない】約束も全く守っていないのですが、本人は嘘をついて「午前中に行ってるよ」と言います。こちらについては、私が叔母の車の鍵と、車の車内に【キーファインダー】を付けている(置いている)ので、検知記録が残っています。

叔母には「自分でアプリを使い、鍵が探せるキーホルダー」とだけ説明し、見当たらなくなったら音で探せるよ!と教えています。

しかしこのアプリで私が共有して、キーホルダーの位置情報を取っていることには気づいていません。このキーファインダーは叔母の80歳の誕生日にプレゼントしました。かばんをしょっちゅう替えていて、鍵を何処に入れたか解らなくなるので、それを見つけるためのキーホルダーだよと説明しました。

そのキーファインダーでは、叔母が夕方や日没後に整骨院や、歯医者や買い物に出かけている時間と場所が検知されています。(スクショで記録しています)なので叔母が嘘をついているということを、私は叔母には黙っていますが、実は知っているのです。

コンビニに無断駐車するも逆ギレ

実は先日叔母からこんな話を聞きました。私が訪問した日、病院からの帰りに「コンビニに寄ってほしい」と頼まれ、立ち寄った時の話です。

話の筋書きはこういうものでした。

①友達と自分の車で買い物に行った。(既に私との約束を破って他人を同乗させている)

②そのお店の駐車場がいっぱいだった。

③仕方ないので隣のコンビニの駐車場に車を停めた(コンビニでは買い物もしない無断駐車)

④戻ってきたら、車のフロントガラスに貼り紙がされていた(当店のご利用がない方は駐車しないでください、と書かれていたらしい)

そこから叔母が取った行動が驚きでした。

「ちょっと停めただけやのに、私の車にだけ貼り紙されててな!」(どれくらいの時間かは不明)

「かっこ悪いやろ!知ってる人は私の車って見たらすぐわかるからな」(すぐ近所での話?)

「あんまりにも腹立ったから、紙を持って店に文句言いに行ってやった!」というのです!

ひえ〜!!びっくりです!!

勝手に無断駐車しておいて、文句を言いに店に入ったというのですから…!

しかもその文句の内容にも驚きです。

「誰も停めてない障害者枠にちょっと停めたくらいで、紙なんか貼られて、恥かかされた!」と言ったらしいです😱

私は思わず叔母に「そりゃ、怒られても当たり前やん。障害者枠に勝手に無断駐車で停められてたら!」と言いました💦

しかし叔母は「誰も停めてないところに停めたんや。いつも空いてるのに、ちょっと停めたくらいでいちいち貼り紙なんかして💢年寄りいじめて楽しいですか、この店は!と言うてやった!」と私に自慢気に話しました…。

自分の非常識さにも気づかなくなってきた

叔母のあまりにも非常識な言動に驚きました。しかも今でも、自分が非常識な行動を取ったとは全く思っていないのです。それにも驚きました。

【ああ、いよいよ認知症も中期に入ってきたな】と感じました。

物事の理解力も、かなり難しくなってきているのです。良し悪しや善悪の判断も出来ていません。

元々自我が強く、自分の非を絶対に認めない性分であった叔母ですが(母の話から)、認知症が進むとそれが一層強くなってきている気がします。

「腹立ったから、帰りに牛乳でも買ってやろうかと思っていたが、何も買わずに帰ってやった!」とつけ加えてきました。それに「自分は負けてないから」と言っていました💦

叔母の【負けたくない病】は認知症が出てきてから特に顕著に現れ、何もかもを【勝ち負け】として判断するようになりました。「言われっぱなしだと負けたと思われるから、言い返して来てやった!」と勝ち誇ったように話していました。

本当かどうかはわからない【作話】かも?

ただ、叔母の話をまともに受け止めていてはだめな時もあります。2024年の5月頃あたりから(認知症?と思い始めてから)作話も度々確認されるようになってきました。

【作話】とは、自分の記憶にあることを自分の都合よく変えてしまったり、ないことをあるかのように話す事を言います。認知症患者に見られる、代表的な症状のひとつです。

子どもの頃の話を母にする叔母ですが、母曰く「かなり筋書きが変えられている」と言います。母が子どもの頃やっていた家事を、叔母が全部やっていたかのように話すと言っていました。

父親を早くに亡くし、母親が仕事を掛け持ちして働く貧しかった家庭に育った母たち。しかし叔母は学校から帰ると家事を母に押し付け、毎日友達と遊びに行っていたそうです。夕方に叔母が戻ってくると「私が全部やった」と、母の手柄を横取りするような人だったと。

昔、祖母が生きていた頃、祖母からも「妹の手柄を横取りしていたのは知っていたが、叱ると妹にこっそり仕返しをするような子だったから黙っていた」と聞いたことがありました。

また、叔母自身が語る自分の昔話では、「間違えたことに対して許せず、立ち向かって行った」といいますが、母によれば「おおっぴらに主張出来るような子ではなく、人見知りする、おとなしい子どもで、陰でこっそり仕返しするような、気の小さい子だった」と。

叔母が私に話す「子どもの頃はガキ大将に食ってかかっていじめの仕返しをした!」や「会社勤めの時は腹の立つ上司に直接文句を言ってやった」のエピソードも、母に確認すると「そんなん、とてもやないが、本人に面と向かって言い返すような度胸はない!絶対嘘や!」ということでした。(母と叔母は同じ会社で働いていました)

なので、もしかすると【コンビニ店内に文句を言いに行った】部分は、作話による嘘かもしれません。

今はその真意を確かめる術はありませんが、【非常識な自分勝手な主張】と【理解力がなくなってきている】と【作話があるかも】は事実ですので、今後も注意が必要です💦